老化スピードを速める3要素(酸化・糖化・炎症)

こんにちは。
セルビューティラボの近藤です。
今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
20歳以降は、どんどん老化が進んでいきますが、
30歳以上になってくると、若く見える人と、老けて見える人の差が
ドンドン出てきます。。
この差の鍵を握っているのが、
実は「酸化」「糖化」「炎症」と言われています。
酸化とは
人間は酸素無しには生きてはいけませんが、
その酸素の一部が体内で「活性酸素」となり、
細胞を傷つけ、錆びさせてしまいます。
わかりやすいのが、リンゴ。
リンゴを切って、そのままにしていくと
どんどん茶色になっていきますが、それが「酸化」なのです。
体内に取り込んだ酸素の約2%が「活性酸素」に変化されます。
この「活性酸素」が、細胞膜の脂質や、コレステロール、中性脂肪と
反応すると【過酸化脂質】が生じます。
この【過酸化脂質】が血管内に沈着すれば動脈硬化に、
皮膚に生じればシワなどの原因になるのです。
糖化とは
体内で使いきれなかった糖が、たんぱく質と結合し、
細胞の機能を衰えさせることを「糖化」といいます。
体内の余分な糖と、たんぱく質が結びつき、
変性した物質のことを
「終末糖化産物(AGE)」といい、
身体の機能を衰えさせ、老化を促進すると言われてます。
AGEが発生するのは、「食後高血糖の状態」の時。
GI値(グラセミック・インデックス)の高い食べ物ほど
「食後高血糖」を招きやすいと言われています。
炎症とは
「酸化」と「糖化」は聞いたことがあるけど、「炎症」って何?
…という方も、多いのではないでしょうか?
身体を守るはずの防御反応=炎症が、なぜ問題なのでしょうか。
炎症とは、身体が損傷を受けた時、原因を取り除いて修復する免疫機能のことです。
転んでケガすると、傷周辺が腫れるだけじゃなく
体内で炎症は起きていて、これが「老化に関係している」と言われています。
炎症では、特徴的な症状が4つあります。
① 熱感
部分的に血管壁が薄くなって血管が拡張。ここに血液が集まることで、
触れると熱を感じる。
② 赤み
熱感により血液が集まることで、皮膚が赤く充血したように見える。
③ 疼痛
炎症で傷つけられた部分から痛み成分が放出さえることで、
ズキズキとした痛みを感じる。
④ 腫脹
炎症によって血管内の水分が流れ出て、周囲の組織が水を吸って腫れる。
炎症が起きた場所は、細胞が破壊された状態にあるため
正常に働くことができなくなります。
まとめ
「酸化」「糖化」「炎症」、この3つが老化スピードを速める鍵になります。
いつまでも若々しくいるためにも、
この3つには気を付けて生活をしていきたいものですね! 😎